学校だより

学校生活

プルーンに関する探究活動(中学校/ワールドオリエンテーションの一場面)

大日向小学校・大日向中学校では、小学校の設立準備時よりお世話になったから地域の方から
プルーン畑をお借りして、学習活動の一環としてプルーンの栽培活動に取り組んでいます。

大日向小学校・大日向中学校のワールドオリエンテーションでは、
1年を通じて取り組むテーマを設けていますが、大日向中学校では「めぐる一年」が今年のテーマ。
プルーンの栽培を題材にとり、一年間、春夏秋冬を通して、探究活動を進めています。

今日はそんな中学生の取り組みの一部をご紹介します。

4月から、プルーン畑に赴いては、観察したり、摘果などの作業を行ったりしながら、
「なぜ大日向を含む佐久地域ではプルーンの栽培がさかんなのか?」という問いのもと、
「気候」「地層」「地形」「歴史」の4つのチームに分かれて、調査をしたり、
さまざまな方々にご協力いただき、インタビューを行なったりしてきました。

夏になって収穫が始まり、9月末の旬は「サンプルーン」。

自分たちでプルーンを収穫するところから始まり、

プルーン一つ一つを手にとって選別からパッキングを行ったり、

販売に向けての準備(袋詰めやラベル貼り、販売ブース作り)をしたり

生産から卸販売までの流通を学んで、佐久穂町の農産物直売所にて販売活動を体験させてもらったり、

学校の玄関にて保護者の皆さん向けに販売したりもしました。

「なぜ大日向を含む佐久地域ではプルーンの栽培がさかんなのか?」

さまざまな実体験やそれぞれのチームの調査のもと、
この問いに対して生徒たちはどんな回答を出すのでしょうか。

収穫が終わってからも、秋から冬にかけては来シーズンに向けた枝の剪定作業にも行く予定です。
プルーンに関する探究活動はまだまだ続きます。